にんいく日誌

妊娠・出産・育児などの情報を発信しています。

タグ:流産

赤ちゃんが欲しい

もういい年齢だからそろそろ作りたい

2歳差で産みたい

色々妊娠に対して思う気持ちは人それぞれですよね。

しかし思いとは裏腹になかなか赤ちゃんを授からなかったり

授かったとしてもさよならしないといけなかったり、、、

あの人はすぐ出来たのに

なんで私は妊娠出来ないの?

もしかして妊娠出来ない体なの?

もう考え出したら負の連鎖がとまりませんよね。

産科の経験がある筆者でも

受け止めるまでに時間がかかったので

こういった悩みを持っている方が他にいるのではないかとふと思いました。

この記事では

2回の妊娠と2回の流産を経験して

学んだ事、感じた事を書きたいと思います。 

1回目の流産(完全流産)

25歳で結婚し、一年が過ぎようとしていました。

新しい職場、新しい環境、と生活がガラリと変わっていました。

子供が欲しくて結婚した私にとって

子供が出来ない事が日に日にストレスになっていました。


そんなある日夫の借金が発覚!

よくよく話をきくと全部で350万ほど。

途方に暮れてしまい、喧嘩も増えていきました。

このタイミングで妊娠発覚。

夫に報告すると

第一声の言葉

「まじ?なんでこのタイミング?」

借金が発覚して返済に追われている時だったからだと思いますが

そもそも自分がまいた種でしょう、、、。

と思いましたね。

すごくショックを受けた事を覚えています。

それから1週間もせずに出血し、産婦人科を受診した時には赤ちゃんの袋は見えませんでした。

その日の夜に生理痛よりも強い痛みがあり、

鶏卵大ほどの血の塊が出てきました。



1回目の妊娠

もうこの際妊娠も幸いしていなかったので、離婚をしようと考えはじめました。

夫が仕事の日に姉弟に手伝いに来てもらい全て荷物を運び出しました。

その日の夜ふと生理が2週間ほど遅れていることに気付きました。

もともと生理不順だったため、あまり気にしていなかったのですが、

離婚してから妊娠発覚するのも嫌だったので

一応検査をしたところ陽性反応!!!

今思うとすごいタイミングでした。

流産して1回目の生理が来た後の妊娠でした。

今まで全く妊娠していなかったのに、

なぜ続けて授かったのだろうと不思議でした。

流産の後は子宮の中身が流されるので、綺麗な状態になっています。

なのでできやすい環境ではありますが、

離婚しようとしてた矢先だったので正直戸惑いましたが、

これも赤ちゃんが望んだタイミングだと受け止めました。

2回目の流産(稽留流産)

1人目を出産後、育児休暇10ヶ月目で妊娠がわかりました。

赤ちゃんは欲しかったので

嬉しかったのですが、

職業柄

自己管理が出来ていないと思われるのではないか

仕事復帰後1年以内にまた産休に入る罪悪感


上司に報告し、「こればかりは授かりものだからね」と言っていただきましたが

「女の職場だし、よく思わない人、いろんな考えの人

もいるからね」とも言われ胸が押しつぶされそうでした。

しかし、2回目の検診ですでに妊娠8週にもかかわらず袋の中に赤ちゃんがみえませんでした。

それから1週間後もう一度検診しても赤ちゃんは見えず、袋も大きくなっていませんでした。

その後子宮内容除去術を行いました。


2回目の妊娠

2回目の流産から丸1年が経っていました。

その間子作りはしていたのですが、なかなか出来ませんでした。

子供ともっと一緒にいたい

早く保育園に迎えに行ってあげたい

だけど

お産で痛がっている妊婦さんを残していけない

日に日に

育児と仕事の両立が上手く出来なくなっていき

身体に不調をきたしていきました。

夫と相談し、育児に専念する事に決めました。

そして退職する月に妊娠が発覚!!!


まとめ

改めて言葉にしてみると
赤ちゃんを授かりたいと強く願っている時には、なかなかきてくれず、ふと力が抜けた時にきてくれているみたいでした。
赤ちゃんも強い期待は逆にプレッシャーに感じるのかなと思いましたね。
あと、ストレスが体に大きく影響していると感じました。




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赤ちゃんとお別れするのは、とても辛いですよね。

実際は妊婦の4人に1人は流産を経験するといいます。

私は2度流産を経験しました。

しかし、

なぜ私が?

何が原因だったの?

色々と考えて調べたり

セカンドオピニオンを希望する人もいるでしょう。

でもあなたのせいではありません。

そして赤ちゃんはあなたを悲しませるためにお別れするわけでもありません。

赤ちゃんはみんなママが大好きです。

なのであなたにとって

プラスになること

気付いてもらう

学んでもらうためにお別れをします。

流産した当初はまだわからなくて、辛いかもしれません。

時間を置いて考えると

「あー。こういう事だったのかな」

と思える時が必ずきます。

自分の気持ちが整理出来たタイミングでかまいません。

次のステップに進むときのために

参考にしていただけたらと思います。





1.保険適応 自己負担額3割

流産処置は医師の判断で行う医療行為になるため、健康保険の適応となります。

病院にもよりますが処置費用は1〜3万円程です。

入院される場合は差額ベッド代や食事代がかかります。

2.保険の請求期間

手術当日〜3年以内になりますので、気持ちの整理や体の状態が落ち着いてからでも十分間に合います。

3.保険手続きの流れ

  • 申告
加入している保険会社の担当者、電話、メールどのほうほうでもかまいません。

その際にいくつか質問されるので、あらかじめ準備しておきましょう。

主な内容〔保険証券番号、病院名、手術.治療の名前、なぜその行為をおこなったのか〕

そして保険会社から必要な書類が送られてきます。

  • 診断書記入
加入している保険会社の診断書または、出産したところの診断書でもいいので準備します。
※しかし、不足しているところがあると返されてしまう場合があるので、保険会社のものが無難です。

その際病院にもよりますが、医師の診断書になるため、別に5000〜10000円必要になります。

これは自費になるので、TELで申告する時にだいたいどのくらいもらえるのか確認して、プラスになるのであれば手続きを進めたほうがいいですね。

  • 書類の送付

必要書類がそろったら郵送または保険会社によってはウェブ上で提出もできます。
その場合は診断書を写真に撮るなどの作業が必要になります。
  • 書類の審査

送られてきた書類を保険会社が給付金の支払い対象か審査していきます。

必要時、本人や病院に確認の電話があります。


  • 給付金の受け取り

審査が通れば本人が指定した口座に振り込まれます。

保険会社にもよりますが約1週間〜10日以内になります。

4.まとめ

  • 医師の判断で必要となった流産処置は、健康保険の適応となり自己負担額は1〜3万程度
  • 保険の請求期間は3年以内
  • 自分でする事は申告⇨医師へ診断書依頼⇨送付まで
  • 審査から給付までは約1週間〜10日程かかる
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