にんいく日誌

妊娠・出産・育児などの情報を発信しています。

2019年04月

赤ちゃんはかしこいです。 

まだ喋れないぶん、泣き方のバリエーションを色々と持っています。

 生まれた時は、

お互い初対面なのでその子の特徴はわかりませんが、 英会話と似ています。

 1ヶ月、2ヶ月とお世話をしていくうちに、

徐々に耳が慣れていき、 

 この泣き方は甘えてる 

これは完全にお腹が減って怒ってる 

など不思議とわかってきます。 

そうなるまでが大変ですが、

わかってくると赤ちゃんも会話をしてるのだと実感できるでしょう。 

今回はそうなるまでに、

どういった事で泣いているか理由を知ってもらい、

スムーズに行動できる手順を紹介したいと思います。

1.おしりが気持ち悪い

まず泣いたら一番最初にオムツを確認します。

 だいたい2〜3時間おきに授乳になるので、その時に一緒に交換します。

 オムツを確認して次に授乳にうつるときは きちんと手を洗っておきましょう。 

だいたいうんこの時に泣くことが多いですが、

 暑い日などは、おしっこだけでもむれて気持ちが悪いと泣きます。

2.おなかが減った

オムツを確認した後は授乳ですね。

 新生児のうちはまだ胃が小さいので、飲める量も少なく2〜3時間起きの授乳になります。

 毎回1〜2時間おきに泣く時はおっぱい、ミルクの量が足りてない場合が多いです。 

個人差はありますが1週間も過ぎると、 ミルクだけの赤ちゃんの1回量は80〜120mlです。 

おっぱいの場合はミルクの1回量の半分程から足してみましょう。 

おっぱいだけの子にありがちですが、

ずっと泣くからとおっぱいをあげていると、 

作られる時間がなくなり、逆に満腹感を味わえず泣き止まなくなります。 

これではママも疲れる、赤ちゃんも不機嫌といい事がありません。 

ここは割り切ってミルクを足してみるのも1つの手です。

3.暑い、寒い

オムツも確認した、授乳の時間でもないとなると 次に考える事は 気温、室温、着衣の調節です。

 赤ちゃんは手のひら、足のうらで体温調整をしています。

 なので冬でも足は毛布などで包んで大丈夫なのですが、 

手は冷たいからといってミトンなどをつけないようにしてください。

 着衣は基本的に生後1ヶ月までは大人より1枚多く、

 1ヶ月以降は大人と同じ、または一枚少なめでも大丈夫です。 

室温は23℃前後、湿度は50〜60%が適温です。

4.さみしい、こわい、抱っこ

一通り上記を行っても泣き止まない場合はだいたい 抱っこです。

赤ちゃんは敏感なのでお世話してくれる人の感情を感じ取ります。 

ですからイライラしているとなかなか泣き止まない事があります。

 そういった時は気持ちを切り替えたり、

どなたかに抱っこを変わるなど工夫をしてみてください。 

まだまだお腹にいた時間の方が長い赤ちゃんは、

狭くて密着している方が安心します。


抱き方はお腹の中を再現するようにおくるみなどで身体全体をキュッと包み込むと安心します。 

また、揺れたりするのもいいです。

5.その他

何をしても泣き止まない場合 

いつもと明らかに違う場合 

体温が38.5℃以上ある場合は 

便秘で苦しかったり、飲みすぎて苦しかったり、 何かしらの感染にかかっている事があるので かかりつけの病院に行くことをオススメします。 

生後1ヶ月以内は出産した病院に相談して対応してもらえますが、 それ以降は小児科になります。 

どうしていいかわからなければ、出産した病院に連絡するのが一番です。

6.まとめ

赤ちゃんが泣く理由 

  • おしりが気持ち悪い
  • おなかが減った
  • 暑い、寒い
  • さみしい、こわい、抱っこ
  • その他(発熱、感染、便秘)
この項目を順番にやってみてください

最初は赤ちゃんの訴えがわからず、

困惑する事がありますが、

お世話していくうちに自然とわかってきますので、

大丈夫ですよ。

先輩ママもおばあちゃん、お母さんもみんなそうやって子育てしてきています。

マイペースに肩の力を抜いて楽しみましょうね。
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今日はよく泣くな・・・。

いつもと変わらないのに何でだろう・・・。

そんな経験ありませんか?

普段何気なく食べているものでも、赤ちゃんにとっては刺激が強かったり、

おっぱいの味がおいしくなかったします。

食事と赤ちゃんが、直接関係があるとはまだはっきりとわかっていません。

ですが、チョコレートを一口食べておっぱいが詰まったママもいます。

一回外食しただけで、赤ちゃんの飲み方が違ったと言ったママもいます。

実際現場で関わったママ達をみていると、関係ないとはいえないと感じます。

この記事では気をつけて欲しい代表的な食べ物と、

補足で意外と便秘になりやすい食べ物を紹介したいと思います。



1.辛いもの

  • カレー
  • 担々麺
  • キムチ
辛いものは基本消化が悪いものが多く、胃に負担がかかりやすいです。

そのため胃が弱い人であれば、乳製炎になりやすいです。
逆に胃が強い人であれば、いくら辛いものや甘いものを食べても乳腺炎になりません。

またカレーにはスパイスが入っているので、刺激が強く赤ちゃんが不機嫌になりやすい原因になります。


2.甘いもの

  • チョコ
  • ケーキ
  • クッキー
和菓子やフルーツは問題なく大丈夫です。

洋菓子の甘いものは基本乳製品を含んでおり脂肪分が多いです。

脂肪を含んだおっぱいは苦くなります。

なので赤ちゃんがなかなか吸ってくれなくなります。

またドロッとした乳汁になってしまうので、乳腺炎にもなる原因になります。

3.カフェインが入っているもの

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 抹茶
  • 栄養ドリンク
カフェインはだいたい飲み物に入っていますが、たまにカレーやチョコ(ビター)などにも含まれています。
大人でも摂りすぎると眠れなくなるといわれますね。

赤ちゃんも一緒で、なかなか寝てくれなくて、ママのイライラが伝わり機嫌が悪くなったりします。


4.豚・牛肉

鶏肉は高たんぱく質になるので、脂は少ないですので問題ありません。

豚、牛肉や甘いものの摂りすぎは、

赤ちゃんにとって苦く感じます。

また脂肪分を多く含んでいるので、乳汁がドロッとしていて詰まる元気になります。

5.アクが強いもの

  • ごぼう
  • たけのこ
  • ぜんまい
  • やまいもetc...
これは機嫌が悪くなる要因ではなく

便秘になりやすい食べ物です。

一見ごぼうなどは食物繊維で便通に良さそうですが、アクが強いので赤ちゃんがまだ処理しきれません。

結果便秘につながりお腹が苦しくなって機嫌も悪くなります。

6.まとめ

授乳中は何かと制限が多いですが、ここに書いているものは食べてはいけないものではありません。

この食事が本当に赤ちゃんに直接関係しているかもわかりません。

機嫌が悪いなと思った時に、「これかも?」と思ったら次は控えてみたり、

もう一回摂取してみて、自分なりに答えを出すのもいいと思います。

育児に絶対はありませんので、適度に肩の力を抜いて楽しみましょう。




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お腹の病気は副交感神経が活発に働くので、子供はよく寝る事が多いです。

子供の嘔吐、下痢ときくと、代表的なウイルスはノロウイルス、ロタウイルスですね。

この症状は当本人はもちろんですが、子供をケアするご家族、周囲の方々の生活環境を変えてしまいますね。

一日でも早く子供の元気な笑顔がみれるように、適切な処置、対応を知ってほしいと思います。

この記事では良かれと思ってついやりがちな行動を紹介します。 

と言っても、

これは恥ずかしながら筆者がやってしまった行動で子供を重症化させてしまい、先生から指導を受けた事です。

1.吐いたら5〜6時間は飲食させない

吐いたら体の中の水分がなくなってしまうので、補わないといけないですよね。

しかし吐くという行為は体が今受け付けない状態だから吐くのです。

なのですぐにまた水分を飲ませてしまうと逆効果です。

ずっと長引いてしまいます。

ここは子供が水分を欲しがるかもしれませんが、ぐっと我慢して5〜6時間絶食して腸を休めてあげてください。

【1日の水分摂取量の目安】
 乳児:150ml/kg/日
 幼児:100ml/kg/日
 学童:80ml/kg/日
 成人:50ml/kg/日
例)乳幼児12kgの場合
150ml×12=1800ml/日
1時間の水分摂取量を計算する場合
1800ml×24(時間)=75ml/時
健康な時の乳児の水分量が、1時間75mlなので、
吐いた場合は

スプーン大さじ1杯分の水やポカリスエットなどの飲料水を15分おきに飲ませて少しづつ増やしていきます。

そして吐いたりしないようであれば徐々に量を増やしていき、また吐くようであれば1〜2時間あけて同じ方法を根気強く続けます。

水分がとれなくて心配になったり、子供が機嫌が悪くなったりして飲ませたくなりますが、1日飲めなくても大丈夫です。


2.アルコールで消毒しない
ウイルスに感染している場合吐物、便には感染力があります。

処理する時は手袋を使用しましょう。とっさに素手で処理した時には十分に手洗いをしましょう。

この時消毒は必ず次亜塩素酸が入ったものを使用してください。

アルコールだと効果がないです。
※今は、万能なアルコール消毒もでてるみたいです

手指消毒用とその他(衣類、床、ドアノブ)用の2つ準備できたら便利ですね。

手指消毒に使う消毒液は次亜塩素酸は手荒れがして向かないので、エタノールがいいです。

ドラッグストアなどに行けば色々と種類がありますが、

床や衣類を消毒する場合は家庭にあるものでは、キッチンハイターや小さいお子さんがいるところであればミルトンで代用出来ます。


3.24時間以上続く嘔吐は自宅ケアで済まさない

最初の頃は熱が出たり、吐いたりするとすぐ病院に連れて行きがちです。

ちょっと育児に慣れてくると下痢や嘔吐があっても、少し自宅で様子をみる事が多くなりませんか?

食べすぎ、咳の助長、ノロウイルスによる嘔吐などはだいたい24時間以内におさまります。

それ以上続く場合は、
ロタウイルスやその他の病気、
間違ったケアによって症状が長引いている可能性があります。

24時間以上続いてしまうと脱水にもなりますので病院に受診しましょう。

4.まとめ

  • 1度吐いたら5〜6時間絶飲食する
  • 消毒は次亜塩素酸が入ったものを使用する
  • 手指消毒用はエタノールがよい
  • 24時間以上続く嘔吐はすぐ病院へ行く

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赤ちゃんとお別れするのは、とても辛いですよね。

実際は妊婦の4人に1人は流産を経験するといいます。

私は2度流産を経験しました。

しかし、

なぜ私が?

何が原因だったの?

色々と考えて調べたり

セカンドオピニオンを希望する人もいるでしょう。

でもあなたのせいではありません。

そして赤ちゃんはあなたを悲しませるためにお別れするわけでもありません。

赤ちゃんはみんなママが大好きです。

なのであなたにとって

プラスになること

気付いてもらう

学んでもらうためにお別れをします。

流産した当初はまだわからなくて、辛いかもしれません。

時間を置いて考えると

「あー。こういう事だったのかな」

と思える時が必ずきます。

自分の気持ちが整理出来たタイミングでかまいません。

次のステップに進むときのために

参考にしていただけたらと思います。





1.保険適応 自己負担額3割

流産処置は医師の判断で行う医療行為になるため、健康保険の適応となります。

病院にもよりますが処置費用は1〜3万円程です。

入院される場合は差額ベッド代や食事代がかかります。

2.保険の請求期間

手術当日〜3年以内になりますので、気持ちの整理や体の状態が落ち着いてからでも十分間に合います。

3.保険手続きの流れ

  • 申告
加入している保険会社の担当者、電話、メールどのほうほうでもかまいません。

その際にいくつか質問されるので、あらかじめ準備しておきましょう。

主な内容〔保険証券番号、病院名、手術.治療の名前、なぜその行為をおこなったのか〕

そして保険会社から必要な書類が送られてきます。

  • 診断書記入
加入している保険会社の診断書または、出産したところの診断書でもいいので準備します。
※しかし、不足しているところがあると返されてしまう場合があるので、保険会社のものが無難です。

その際病院にもよりますが、医師の診断書になるため、別に5000〜10000円必要になります。

これは自費になるので、TELで申告する時にだいたいどのくらいもらえるのか確認して、プラスになるのであれば手続きを進めたほうがいいですね。

  • 書類の送付

必要書類がそろったら郵送または保険会社によってはウェブ上で提出もできます。
その場合は診断書を写真に撮るなどの作業が必要になります。
  • 書類の審査

送られてきた書類を保険会社が給付金の支払い対象か審査していきます。

必要時、本人や病院に確認の電話があります。


  • 給付金の受け取り

審査が通れば本人が指定した口座に振り込まれます。

保険会社にもよりますが約1週間〜10日以内になります。

4.まとめ

  • 医師の判断で必要となった流産処置は、健康保険の適応となり自己負担額は1〜3万程度
  • 保険の請求期間は3年以内
  • 自分でする事は申告⇨医師へ診断書依頼⇨送付まで
  • 審査から給付までは約1週間〜10日程かかる
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病院では、おっぱいののませ方や姿勢、良質なおっぱいを作る方法など赤ちゃんを中心にお話をします。

しかし考えてみてください。

授乳期間は約1年、長くても3年程でしょう。

その後の体はママのものです。

その時に自信を持って水着を着れますか?

夫にみせれますか?

病院ではそこまで考えてケアや指導が行き届いていないように思います。

一度垂れてしまったおっぱいはそう簡単には元に戻りません。

授乳前に知っているのと、知らないのでは大きな差があります。

この記事では赤ちゃんからみたおっぱいではなく、ママの今後も考えた授乳期の過ごし方を紹介したいと思います。

少しでも産後の体型を維持したいと思うママはぜひ気をつけてみてください。



1.添い乳をしない

おっぱいにはクーパー靭帯というものがありおっぱいが垂れないようにキープしています。

しかし、引っ張られることで伸びてしまいます。

それが垂れる原因になります。

添い乳は新生児突然死症候群の原因の1つでもあります。

ですが、夜中に何度も泣いては起きて授乳するのは本当につらいです。

冬であれば布団から出たくなくなりますよね。

そんな時添い乳は本当に楽です。1度楽を味わってしまうとなかなかやめられない人もいるでしょう。

しかし添い乳はずっとおっぱいが引っ張られた状態であり、クーパー靭帯が伸びてしまう1番の原因です。

楽をとるか、垂れない方法と赤ちゃんを守る事を優先するかはあなた次第です。

2.おっぱいより下に赤ちゃんをおかない

授乳の姿勢には横抱き、縦抱き、脇抱き(フットボール抱き)があります。

主にママのおっぱいの形や大きさによって授乳しやすい姿勢が違いますが、いずれにしてもおっぱいと赤ちゃんの位置が水平になるようにクッションや体勢を整えるようにしましょう。

おっぱいより下に赤ちゃんがいると、上記でも述べましたがクーパー靭帯を下に引っ張っている状態になってしまいます。

なので、姿勢は縦抱き、クッションを使って整えると理想的です。

しかし新生児は首が座っていないので縦抱きは3〜4ヶ月頃からがしやすくなってきます。

3.必要以上に搾乳機をつかわない

さまざまな理由で搾乳をしないといけない事もあります。

出来れば手絞りがおっぱいにはいいのですが、回数が増えてくるとこれもまた疲労に繋がってしまいますね。

搾乳機は強い圧でおっぱい全体を引っ張っている状態ですので、ダメージが大きいです。

4.ノーブラにならない

おっぱいを出やすくするためには締め付けない事と指導をします。

しかしノーブラになってしまうと、おっぱいの出は良くなるかもしれませんが、重力がかかってしまいます。

産後は特におっぱいが通常のサイズより2カップ程大きくなります。

よって垂れる原因になります。


5.まとめ

  • 添い乳をしない
  • おっぱいと赤ちゃんを水平にする
  • 必要以上に搾乳機を使わない
  • ノーブラにならない
人の価値観は人それぞれです。

育児に正解はありません。

色々な情報があってわからなくなることもあるかもしれません。
そんな時は

自分が必要と思うもの、取り入れたいものだけ選択していいと思います。
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